オイルヒーターは電気代が高いってよく言われているけど、実際はどうなんでしょうか。
ここでは、オイルヒーターの電気代と効率良く使う方法について説明しています。
オイルヒーターの特性が分かればどう使えば良いか分かりますよ。
オイルヒーターの電気代はいくら?
オイルヒーターの消費電力は500wから1500wまでが主流です。
これから計算すると、電気料金の単価を1kWh26円として、
1時間あたりの電気代は13.0円から39.0円となります。
1日8時間使用した時の1ヶ月(30日)の電気代は3,120円から9,360円となります。
オイルヒーターをつけっぱなし一ヶ月だと・・・
1ヶ月つけっぱなしだと電気代は9,360円から28,080円!
単純計算だと1ヶ月の電気代は高く感じますね。
オイルヒーターの仕組みは、内部のオイルを温めて、そのオイルの熱で部屋を温めます。
そのため、オイルを温める時が一番電気を使います。
なので、ずっと最大電力の1500wを使うことはありません。
効率よく使用すると、1ヶ月つけっぱなしでも5000円位です。
オイルヒーターを効率よく使う方法
オイルヒーターを効率よく使う方法は、温めた空気を逃がさないということです。
せっかく温めた空気を逃がすと、また冷たい空気を温め直すことになります。
それだと、オイルヒーターがずっと電気を使ってしまい電気代が掛かります。
空気を逃がさないためには、まず部屋が断熱になっているかがカギです。
木造住宅など換気のよい家では空気が常に入れ替わっているので、せっかく温めた空気が無くなってしまいます。
このような家では、そもそもオイルヒーターを使うには向いていないので電気代を考えるならオイルヒーター以外の暖房器具を選んだ方が良いかと思います。
また、天井の高い部屋も効率が悪いです。
温かい空気は上に行く性質があるので、上の方に暖かい空気が溜まっていきます。
部屋全体が暖かくなるには時間がかかります。
部屋が断熱になっていても出入りが多いと暖かい空気が逃げるので頻繁に部屋の出入りはしない方がいいです。
オイルヒーターは電気代が高いと言っている人は、使い方がよくわかってないのかなと思います。
オイルヒーターの節約して使用する方法
オイルヒーターを設置する場所は窓の前が良いとされています。
これは、窓から入ってくる冷気を遮断して効率良く部屋を温めてくれるからです。
冷気は窓からも入っていきます。
窓を閉めていても隙間があるのでそこから外の冷たい空気が入ってきます。
窓からの冷たい空気を遮断するには、窓にテープを貼ったり、ガラスに断熱シートは貼ったりすると良いですよ。
オイルヒーターは温まるまでに時間かかかり電気代が一番掛かります。
素早く部屋を温めるために最初にエアコンなどを使用して部屋を温めると効率がいいです。
また、温かい空気は上に溜まるのでサーキュレーターを併用して部屋の中の空気を循環させるのも良いです。
部屋の温度と体感温度は違います。
オイルヒーターを使用すると実際の温度以上に温かく感じます。
なので、オイルヒーターのせって温度は低くしておくのがいいです。
オイルヒーターの設定温度を低くすればそれだけ電気代も掛かりません。
デロンギなどの有名なオイルヒーターにはエコモードがあります。
これを利用すれば温度調整を細かくしてくれるのでかなり電気代を節約することが出来ます。
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ケノンヒーター 公式サイト
まとめ
オイルヒーターの電気代を簡単に計算すると、1日8時間使用した時の1ヶ月(30日)の電気代は3,120円から9,360円です。
約1万円になりますが、これはオイルヒーターを最大パワーでずっと使っている場合です。
温かくなった空気を逃がさないように効率良く使えば、実際は、もっと安くなります。
オイルヒーターは使用する部屋の環境をよく考えて使う暖房器具だと言えますね。
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